会社を辞めて決定的に変わったマインドの1つ

他人との比較による劣等感が無くなった

新卒で入社した会社を一年半で辞め、今年の9月からフリーランスとしての活動を開始してから、他人との比較による劣等感が無くなりました。おかげで会社員時代と比べて、精神面の健康がとってもヘルシー。

 

僕は会社員時代を一年半過ごしました。同期の中でも成績が悪く、いつも上司から怒られる。そんな典型的な落ちこぼれ社員でした。「A君は簡単にできるのに、俺は上手くできない」そんな経験を何度も何度もしました。

 

いつの間にか僕は劣等感の塊になっていました。気にしないように、気にしないようにと仕事に集中するものの、自分では超えられない壁に何度もぶち当たる。まごついている僕の横で、同期が軽々と超えていく。

 

”出来の悪さ”という嫌な現実を突きつけられ、劣等感を抱き、出口の無い自己嫌悪のスパイラルに入りました。会社を辞めるまでの2ヶ月は心を無にすることに必死でした。

 

そんな僕でも、今では他人との比較による劣等感を感じることが無くなりました。出口の無い迷路のような自己嫌悪の世界に没入せず、毎日の心がとても落ち着いています。

 

自分との競争に意識が変わった

何が変わったのかというと、比較する対象が変わったということ。いま僕が比較しているのは、昨日の自分自身です。昨日の自分と比べて、自分が成長しているかどうかを気にするようになりました。

 

もちろん自分の成長が感じられず、いまでも落ち込むこともあります。「なんだよ、結局は自己嫌悪にするんかい!」ってツッコミが来そうですが、自己嫌悪の質が全く違うんですよね。

 

他人との競争からくる自己嫌悪は抜けることが難しいんですよね。他人を完全にコントロールすることができないから。しかも、嫉妬や自尊心といった余計な感情も生み出しますしね。そもそも、自分と他人は全くの別人なので比較すること自体がナンセンスかもしれません。

 

反対に、自分との競争からくる自己嫌悪は抜け出しやすいです。他人ではなく自分のことなら自分でコントロールすることができるますよね。嫉妬や自尊心といった負の感情を作らずに、淡々と原因の解明と対策に前向きに取り組むことができます。

 

昨日の自分より今日の自分

もし他人との比較で悩んでいるのであれば、いますぐに考え方を変えてみましょう。他人と比較で生まれる劣等感が続くと、いつか心がパンクします。人との競争を辞めて、昨日の自分と勝負するようにしましょう。きっと心が軽くなります。

 

前職の会社の社長から聞いた話で、たった一つだけ覚えているものがあります。

「1%の成長を続ければ、1年後には37倍に成長する」

昔は気づきませんでしたが、この言葉は競争相手を自分自身にしていますね。

 

会社で他人との競争によって劣等感を抱いてる人は、競争相手を自分自身にしてみましょう。きっと前より会社で働くことが楽になって、一年後の自分に少しワクワクすることができますよ。