フリーランスなら曖昧な契約状態で仕事に入るのは絶対に辞めよう

フリーランスになって初めて、
クライアントとのいざこざを経験しました。

 

あまり良い想い出では無いけど、
安い金額で買い叩かれやすいフリーランスを始めたかり仲間達にとって、
少しは有益な情報になると思うのでシェアします。

 

記事単価をほぼ半額に値切られる

友人の紹介ということで曖昧な契約関係のまま仕事を進めてしまったのが良くなかった。テストで3記事書いたあと、友人から聞いた記事単価想定は9000円だった。
ちゃんと記事のクオリティと文章量を加味しての金額。


契約が固まる前に友人が仲介から抜け、クライアントと直接のやり取りに。

 

記事を褒めてくれるクライアント。

喜んで記事を書く私。

 

8本目を書いたあたりで単価の話を直接受ける。

「記事単価5000円ですー! 」 

衝撃。

 

クライアントと友人とのやり取りでは9000円位で話が落ち着いていたのに。

流石にこれは受けられないと思い、「◯◯さんとの間では9000円で話が進んでいたと思うのですが」と切り返す。

 

ここからの金額調整には2週間くらい時間が経った後でした。
最終的には痛み分けのような形で話が終着しました。

 

お金の話でこじれてしまうのはマジで損

お金の話でこじれるのは本当にもったいないと、
改めて身をもって体感しました。

 

理由は2つ。

・余計な時間がかかる

本来ならライティングに割ける時間を、
金額調整のやり取りに費やすことになりました。
スキルも育たないし、お金が一銭も発生しない。
マジで無駄な作業が増えただけでした。

 

・精神的にもストレス

お金がちゃんと入るか否かの話なので、
駆け出しのフリーランスの私にとっては死活問題。
とってもス
トレスがかかりました。 

 

サラリーマン時代の話

IT系の企業に務めていて、

中小企業向けに自社のASPサービスを提供していました。

 

社会人一年目の秋、40社くらいクライアントを抱えていたと思う。
突然経理から連絡がきた。どうやら担当している企業の中に月額料金未払いの企業がいるらしい。

 

クライアントに電話をかける。

僕「お金がふりこまれてませんよー」

クライアント「あーごめんなさいね。払います。」

 

一週間後。まだ振り込まれない。

クライアントに電話をかける。

僕「またお金がふりこまれてませんよー」

クライアント「あーごめんごめん。ちょっと今忙しいんで後で電話下さい」

 

二時間後。再度電話をかける。

クライアントに電話をかける。

僕「・・・」

電話「トゥルルルルルル。トゥルルルルルル

僕「・・・」

電話「トゥルルルルルル。トゥルルルルルル。

 

以降、クライアントの担当者と話すことは叶わなかった。

 

企業間で契約を結び、契約書もしっかりと残っているにも関わらず。

 

当時は結構びっくりしていたが、中小企業であれば十分に起こりうることだと身をもって体感した。

 

・「責任者が不在している」と、一点張りのコスメ企業
・「サービス使ってないから契約辞める」と、契約期間ど無視の某サプリメント企業

などなど、契約をしっかりと結んだ企業間でさえも、こんな問題は割りと起こりうる。

 

いわんやフリーランスをや、である。

 

自分の身は自分で守らなきゃいけない

契約書があっても、バックレられるときはバックレられる。
だけど、しっかりと契約を結ぶに越したことはない。

仕事に取り掛かる前に、仕事内容と金額はちゃんとすり合わせをしっかりと行おう。

質問した結果はぐらかしてくる企業は本当に危険。フリーランスを搾取するための対象としか思っていない可能性が高い。

むしろちゃんとした企業であればあるほど、契約内容を綿密に取り決めた方が、お互いにとって安心でる事を知っているから。

なんかグレーゾーンあるなと思ったら、必ずすり合わせをしよう。それで、こっちに不利な契約だったら、丁重にお断りするか、交渉しましょう。

フリーランスは自分の身は自分で守らなきゃいけない。

 

クラウドワークス利用中のライター向けのチェックポイント

僕はクラウドワークスをメインに使っていますが、
幾つか見るべきポイントが判ってきました。

ライティング案件に取り組む前に、
以下の項目をチェックしてみましょう。

 

・画像を入れるのか

画像を入れる入れないで結構作業時間が変わってきます。
案件の依頼内容には画像添付と記載が無いのに、執筆前に「画像お願いします」と言ってくるパターンは結構あります。

・装飾はするのか

文字の装飾も面倒な作業で、作業時間が変わってきます。「◯◯は赤、✕✕は緑」など結構時間が取られます。

・仮払はされているか

 これは契約を結んだ後ですが、必ず仮払いを受けてから仕事に取り掛かりましょう。私はまだ経験ないですが、納品したらトンズラみたいなこともあるようです。

 

あたり前のことしか言ってないですが、
駆け出しのフリーランスライターの方は最低でも上記は確認してから開始しましょう。
お金で揉めるのは本当に時間の無駄だから。